オーガニックシャンプー vs ケミカルシャンプー

オーガニックシャンプー vs ケミカルシャンプー 髪質、頭皮の状態、考え方、香りの好みなどの条件から、どちらが「ベスト」なのかとは言い切れません。 ただし、どのタイプの製品が「今のあなたに合う」かを探ることはできると思います。以下のようにまとめてみたので、参考にしてください。 オーガニックシャンプー: 成分:主に、合成農薬、除草剤、遺伝子組み換え生物を使わずに育てられた植物由来の認定有機成分を使用します。これにはハーブエキス、天然オイル、植物由来のタンパク質が含まれることがあります。 洗浄成分:通常、従来の硫酸系界面活性剤よりも穏やかな、天然由来の洗浄成分(グルコシド、デシルグルコシド、ココグルコシドなど)を使用します。これらの天然の代替品は泡立ちは少ないですが、髪を効果的に洗浄します。 添加物:エッセンシャルオイル、ハーブエキス、天然着色料などの天然添加物が、シャンプーの特性を向上させたりや香料の目的で使用されることがあります。これらの添加物は、将来的な髪と頭皮の健康のために選ばれています。 硫酸塩:しばしば強力な硫酸ナトリウムラウリル(SLS)や硫酸ナトリウムローレス(SLES)などの強い硫酸塩の使用を避けます。これらの硫酸塩は強い洗浄力と泡立ちが特徴ですが、敏感な肌や髪には乾燥を起こし刺激が強すぎることがあるからです。 パッケージング:多くのブランドが、環境に配慮した生分解性の容器など、エコフレンドリーなパッケージングを採用しています。 ケミカルシャンプー: 成分:合成化学物質や化合物を含む幅広い成分を使用します。これには合成界面活性剤、人工香料、保存料が含まれています。これらの成分の一部には、自然由来のものではなく、人工的に開発されたものである可能性も。 洗浄成分:しっかりと洗浄し贅沢な泡立ちを作るために、硫酸塩(SLS、SLES)や合成界面活性剤など、強い洗浄成分を使用します。 添加物:安定した香りを付けたり、見た目でも違いを感じるように合成香料、着色料、安定剤が含まれていることもあります。これらの添加物により、安定した商品を生産供給できますが、天然添加物を使用している場合と違って髪と頭皮の健康に将来的にも影響を及ぼす可能性があります。 硫酸塩:贅沢な泡立ちと効果的な洗浄効果を生み出すために硫酸塩を使用している場合があります。ただし、これらの硫酸塩は髪の自然な油分を奪ったり、乾燥を起こし刺激が強すぎる可能性もあります。 出来栄え:フケを抑えたり、ボリュームアップ、カラーを持続するなど、特定の髪の悩みに向けて配合されています。そして合成化合物に頼ることが多いです。 オーガニックシャンプーとケミカルシャンプーを選ぶ際の参考にして頂ければ。

界面活性剤

シャンプーには、約60~80%が水、10~30%が界面活性剤で、残りは髪を仕上げるための成分(柔らかくする、ボリュームを出す、抑えるなど)、香り、保存料などが含まれています。

シャンプーってなぜ必要なの?

頭皮&髪のケアについての紹介 シャンプーをする目的: 髪と頭皮の汚れを取り除くことです。しかし、どのようにして髪をシャンプーすべきか、特別なテクニックはあるのか。興味がある方のためにいくつかご案内します。髪や頭皮の状態によって個人差がありますので、それぞれに合うと思った方法でお試しください。 シャンプーの手順: シャンプーを始める前に、髪を優しくブラッシングしてください。これによって、頭皮の血液循環が良くなり、髪が絡まりにくくなります。絡まった髪をそのままシャンプーしようとすると、髪を傷つけたり切れ毛の原因になります。また、ブラッシングする際は、頭皮に余分な圧力をかけないように気を付けてください。 ブラッシングの後、シャンプーをする前に髪をすすいでみましょう。シャンプー前の与洗いは大切で、髪と頭皮の約70%の汚れを取り除くことができます。これによってシャンプーの泡立ちが良くなり、しっかりと洗浄がしやすくなります。*ぬるま湯を使ってください。 シャンプーの際もぬるま湯を使い、適量のシャンプー(約500円硬貨の大きさくらい)を手に取ります。手をこすり合わせて泡立て、その泡を頭皮と髪に広げます。 頭皮と髪に泡が行き渡ったら、頭皮をマッサージするのもオススメです。指の腹を頭皮に当て、小さな円を描くように優しく動かします。コインの周りをなぞるような感じです。爪を立てず、頭皮を「マッサージ」してください。マッサージ効果で汚れが取り除けるだけでなく、リラックス効果をもたらします。 頭皮のマッサージの後、通常通りにシャンプーをしてください。この時も、頭皮に対して優しい力でシャンプーをすることが大切です。指の腹を使い、爪は立てないようにしましょう。ヘアスプレーやワックスなどのスタイリング際を使用している場合、最初のシャンプーが十分に泡立たない可能性があります。その場合は、もう一度シャンプーしてください。 髪や頭皮に残ったシャンプーが原因でトラブルの原因となることがあるため、シャンプーは十分に洗い流してください。すすぐ時間は、髪のタイプや使用している製品によって異なる場合があります。 トリートメントとコンディショナー: シャンプーを洗い流したら、トリートメントやコンディショナーを髪に使用してください。頭皮を避け、主に髪の中間部分と毛先に使います。目の粗いくしを使って髪に均等になるよう広げます。湿った髪は傷つきやすいため、優しく扱ってダメージを防ぐようにしましょう。 使用するトリートメントなどによって、どれくらいの時間置いておくかの表示が異なります。使用している製品の表示に従って、すすぎが必要な場合は放置した時間と同じくらいの時間(または髪が長くて太い場合は少し長め)をかけて製品を洗い流してください。 少しトリートメントを髪に残しておく人がいますが、ほとんどの場合、トリートメントはすでに毛髪に浸透しているため、完全に洗い流すことが良いと言われています。 髪を乾かす: シャンプーやコンディショナーの後は、次の手順で髪を乾かします。まず、タオルドライ。タオルを使って髪の水分を優しく押し出してください。その後、ヘアドライヤーを使って髪をしっかりと乾かします。まず、頭皮から始めて、髪の毛先に向かって乾かしていきます。ドライヤーを近づけ過ぎて、火傷をしないように気をつけてください。*頭皮ケアをする場合、タオルドライ後ヘアトニックを使って頭皮を優しくマッサージしてください。(マッサージの方法は先に記述した頭皮マッサージの方法を参考にしてください)

シャンプー剤の種類

シャンプー剤の種類シャンプーには、原材料(洗浄成分である界面活性剤)によって3種類に分けられます。・アルコール系(高級アルコール系)・アミノ酸系・セッケン系トリートメントとは、治療(処置)の意味からきていますタンパク質の補充で内部に浸透させ、生まれたての髪の状態と同じにする コンディショナー(condition(状態)整える)リンスの効果+ツヤや手触りなどの髪の表面のコンディションを整えます。(油分の補充など)リンス(rinse=すすぐ・ゆすぐ)洗い流す昔のシャンプーはアルカリの物が多くそれを洗い流し酸性にするリンスは髪の表面に膜をつくり、すべりを良くしたり、髪を外界の刺激から守るためのものです。その膜はすぐに作られるものですから、時間を置く必要がないのですその商品がリンスなのかコンディショナーなのかトリートメントなのかは各メーカーが自社基準で勝手に決めているようです。シャンプーの仕方シャンプーで一番大切なのは、濯ぎです。シャンプー前の濯ぎを十二分にすることで80%の汚れを取ります(毎日シャンプーする方)。従ってシャンプーでの汚れとりは、20%にすぎません。シャンプー剤も少量ですみます(泡を地球に流すのも少量です、エコ的にも良いです)。ゴシゴシシャンプーしないですみます(髪と髪の摩擦で痛ませない)シャンプー後の濯ぎも十二分にしてください。【注意点】指の腹を使って根本を濯いだり洗うようにしてください。 トリートメントの仕方髪の毛は、根本から生えてきますので根本につける必要がありません。髪の長さの半分の位置から毛先につけます。水分をきってから揉み込むように塗布してください。各メーカーによってことなりますが水分補充しながらや時間を置いた方が効果がまします。濯ぎすぎないように流してください。【注意点】塗布の際、頭皮や身体につかないようにする。流しも頭皮や身体につかないように濯ぐ。トリートメントを流してからボディーを洗ってください。特に髪の長い方、背中につきやすいので要注意してください(背中ニキビになるという噂あります)。Writer : Mr. YanoSalon : FukululuWeb : https://www.fukululu.com/concept.html

おうちでカラー&トリートメント!ヘナで髪を染めるコツ

  こんにちは。 東京でヘアサロンを営んでいる、美容師のごとうまきこです。 今回は、おうちでヘナを使って髪を染める際のコツと、おすすめヘナ製品のご紹介です。セルフカラーをヘナでできるようになると、ご自身で美髪を維持することにも繋がります。「おうちでヘナカラーをやってみたい」「もっと美髪を目指したい!」そんな方におすすめです。 ヘナカラーは通常のカラーリングでは実感できない「いいこと」がたくさんあります。(詳細は前回記事でご紹介しております) 目次 おうちでのヘナカラーがおすすめな理由 1.手軽にムラなくリタッチ(髪の根元の部分染め)ができる 2. 継続的にトリートメントとしても使用できる ヘナでセルフカラーを行う際のコツ 0.準備 1.溶かす 2.塗る 3.放置する おすすめのヘナ製品 おうちでのヘナカラーがおすすめな理由 私がヘナを使ったセルフカラーをおすすめする理由は2つあります。 1.手軽にムラなくリタッチ(髪の根元の部分染め)ができる ヘアサロンでのカラー後、徐々に気になってくる生え際との色の差。特に白髪の場合は気になりますよね。早い方では10日~2週間で感じるようです。そんな時にへナはぴったり。ご自身で気になる髪の根元だけ染めることができます。しかも、ヘナカラーは通常カラーに比べて、ムラになりづらいのがメリット。また、頭皮に付いてもダメージがないので、安心して使用することができます。  2. 継続的にトリートメントとしても使用できる ヘナを使うと、髪のダメージケアができるので、トリートメントとしてもお使いいただけます。目安としては、3週間から1か月に一度の使用になりますが、ご自宅で気になったタイミングでできるのがとてもいいところです。定期的にトリートメントとして使うことで、だんだん髪にハリやコシ、ツヤが出てきます。髪が丈夫で美しくなってくるのでおすすめです。ヘナカラーをしながらダメージ補修ができるのは、とてもうれしいことです! ヘナでセルフカラーを行う際のコツ 使用する製品によって多少の違いはありますが、ヘナを扱う時のコツをお伝えします。ヘナカラーは簡単3ステップ! 溶かす、塗る、放置する。 0.準備 必要な準備はこちらです。 部分的なリタッチの場合には、お椀・スプーンのみで準備完了!スプーンを使えば、手袋いらずで片づけも楽ちんです。(私はリタッチの場合、この方法をよく使います) ※初めてヘナを使用する場合には、必ずパッチテストを行ってください。また、ヘナが皮膚に付くと、皮膚が染まります。洗うと少しずつ落ちますが、ヘナ100%の製品は特に皮膚がオレンジに染まりやすいです。白や薄い色のネイルをしている方も、着色するので注意が必要です。 1.溶かす 容器でヘナ粉末を溶かします。 製品に記載された水分量を守って溶かしてください。溶かすときはぬるま湯がおすすめです。 熱湯を使うと染まりにくくなるので要注意です! 2.塗る ・染めたいところから塗るヘナは塗った所からよく染まっていきます。白髪染めの場合には、白髪の多いところから塗るのが肝。 ・たっぷり「置くように」塗るヘアパックをするようなイメージで塗ると、染まりやすいです。 3.放置する...

Blog about hair spa by Makiko Organic hair

プロフェッショナル向けヘッドスパセミナーをスタートします こんにちは。表参道でヘアサロンを営んでいる、美容師のごとうまきこです。 9月には、高島屋新宿店の美味コレクションにて、宮崎・白玄堂のオーガニック茶の魅力をみなさまにお伝えしておりました。本業がお茶屋さんですか?ってくらい、全力でお届けした数日間だったのですが笑たくさんのお客さまにお越しいただき、私もすごく楽しませていただきました!ありがとうございました。今日はこの秋から始めるプロフェッショナルセミナーについて、お話していきます。ヘッドスパを施術しはじめて15年が経ちます。友人・知人の美容師から「ヘッドスパを教えてもらえないか」という声をかけていただく機会が増えてきたので、新たにプロ向けサービスとしてスタートすることにしました。 今回は対談方式でお届けします。   美容師やエステティシャンの力になれたら   ーセミナーの概要を教えてください まず、どのような方向けかというと、美容師やエステティシャンなどのお仕事をされている方です。ある程度経験や土台のある方を対象にしています。 私自身が悩んできたこととか、こうだったらいいなって思ってたこと、例えば、手荒れが全然治らなくて辛かったこととか、独立したいけどどうしようとか、何か変えたいなとか、お客さまにもっと喜んでいただきたいとか…そういう思いを持つ方の力になれたらと思っていて、私の考えてきたことややってきたことが少しでも受講される方に伝わるといいなと思っています。 セミナーの種類は、「ヘッドスパ」と「ドライヘッドスパ」。 ヘッドスパだとシャンプーが入っているので美容師さん向けですね。ドライヘッドスパだと、美容師、エステティシャン問わず受けていただけると思います。ヘッドスパをどんなふうにメニューに組み込みたいのか、エステベッドは置けるのか(当店では折りたたみ式ベッドを使っています)、気軽にメニューに取り入れたいのか、学び直しなのか…ご希望に合わせて選んでいただけるようなコース設定にしています。詳しくはWebサイトのセミナーページをぜひ見ていただきたいです。 まずは技術!そしてコミュニケーション! ーセミナーはどんな内容なんでしょう? 技術メインです!メニューに取り入れていただくことを考えて、ごく少人数でしっかり技術を身につけていただけるような内容を考えています。 理論やオーガニックについてももちろんお伝えします。お客さまに説明しやすかったり、会話にも取り入れやすかったり、そんなお話をお伝えします。特に物販もされている方であれば、オーガニック商材の取り入れ方や、どこにポイントをおいて選ぶのか、どう使っていくのか、お客さまへのアプローチのしかたにも活用していただけると思います。もちろん各ブランド様とのご紹介もいたします! ーお客さまとのコミュニケーションをサポートする、そういった面もあるんですね。 そうですね。お客さまとの向き合い方に合わせて、ヘッドスパ・ドライヘッドスパメニューの組み立て方や、独立する際のメニュー設定などもご紹介します。それはセミナー終了後の個別サポートの時間でもお受けします。 ー個別サポートでは他にどんなことをお願いできますか? みなさんセミナー受けられて、すぐにメニューとして導入というよりは、少し練習も必要かなと思うんですね。繰り返しの受講や、チェックとしての再受講などももちろんお受けできますので、気軽にご連絡いただけるとうれしいです。 ー私も複数のサロンでヘッドスパを受けたことがあるのですが、施術内容ってお店によってかなり違いますよね。 そう。ただもめばいいわけでもないし、髪が引っ張られて痛いとかね、施術している側は自分では分かりにくいこともたくさんあります。なので、すでにメニューに導入している美容師さんが改めて教えて欲しいっていうケースもやっぱりありますね。   私のお客さまの満足に向き合う   ーそもそもごとうさん自身はどういうきっかけでヘッドスパを始めたんですか? 独立する前、お店に勤めていた頃、頭皮ケアが着目されはじめて、最初はメーカーさんの講習がスタートでした。自分でもいろんな講習を受けたり、勉強したり、いまだにちょこちょこ学びに行ってます。例えば、エステティシャン向けのヘッドスパ講習も受けましたよ。 ー美容師向けとは違いました? 全然違いました!文化からもう違うんですよ。美容師とはまったく違う視点があるというか、すごくいい刺激になりました。だからエステティシャンの方もぜひ受けてみていただけたらと思ってます。 私の場合、ヘッドスパやシャンプーが好きなんですよね。美容師1年目の時に思ったんですけど、「美容院でお客さんを気持ちよくできるのってシャンプーの時間だけ」なんですよね。とにかく、気持ちよくなっていただくよう受け持ったシャンプーは全力で取り組んでました。 だから自分でお店を持つときに、お客さんが本当にリラックスできるところで、フルフラットのシャンプー台で満足していただけるようなシャンプーをしよう!っていう、そんな気持ちで始めたんですよね。 ーそうだったんですね。でもお店によっては回転率上げていこう!みたいなこともありません? そうですね、そういうお店多いですよね。私も若い頃、ていねいにシャンプーしすぎて、「時間かけすぎ!」て店長に怒られたりね笑してました笑 ー美容師さんは急いでるのが当たり前というか。みんなお客さんかけ持っていて、いかに効率的に動くか、って考えてるんだろうな〜って思って見てました。 そういえばちょうど昨日のお客さんに、「待たされないってほんとありがたい」って言われました笑私のサロンは私とお客さまの一対一なので、すべてお客さまのペースで進められるんですよね。それが結果、私自身の満足にもつながっているなって思います。...